盧 溝 橋


日中戦争が始まった場所、盧溝橋です。北京の中心「故宮」から南西に25キロほど。かなり不便なところにあり、公共の交通機関を見つけられませんでしたので、タクシーで行ったのですが、有り金の大半を娘に渡して全部払ってもらっていましたから、何がいくらだったのかさっぱり分かりません。残念ながら天候が悪く、小雨交じりでした。その代わりに少し涼しかったですが。
上のグーグルの衛星画像で左下の橋が「盧溝橋」、右上に「中国人民抗日戦争記念館」が見えます。このグーグルマップでは、盧溝橋の下の川に水が見えますが、私が行ったときには川は干上がっていました。中国の大気汚染、水不足は深刻です。人口が多いだけに改善は不可能です。

ピンボケ写真に見えますが、故意にこういう風に撮ったんです。下手くそだからこうなったのではありません。

例によって立派な施設が作られています。内部は撮影禁止のため、写真はありませんが、日清戦争以来の対日戦争に関する資料、写真、模型などが展示されています。もちろん、最も力を入れているのは、日本軍の残虐行為と毛沢東の英雄的戦果の展示です。

上の写真に見えていますが、入り口の左に見えているものを撮影した写真です。日本ではちょっと考えられないものですが、中国と朝鮮民主主義(?)人民共和国以外の国で、こういう施設をこれほど多くもつ国はあるのでしょうか。


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