ザクセンハウゼン強制収容所・生体実験の行われた診療所

この手術台で行なわれたのは手術ではなく、人間に対する冒瀆ぼうとくでした。

犠牲者の写真が展示されています。

地下室への入り口です。地下室への入り口は、1階にもあります。

地下室です。実はここは死体置き場でした。

>2016年再訪時、この小さな診療所の外見はまったく変わっていませんでした。内部の手術台などもそのままでしたが、上にあるような写真がなくなっていました。いくつかのバラックが再建されており、ザクセンハウゼン強制収容所を中心にナチスドイツによる犯罪の展示はありましたし、人体実験の資料もありましたが、上の写真はなくなっていました。何か事情があるのかもしれません。
もしかすると、この収容所で人体実験が本当に行われたことを示す歴史的資料が不足している、などという理由かもしれません。「ザクセンハウゼン強制収容所」(wikipedia)には、人体実験が行われたとの記述はあるものの、出典が示されていません。
2000年と2016年との最大の違いは、ザクセンハウゼン強制収容所が戦後、ソ連占領下にふたたび強制収容所として使われ、多くの人々が殺された資料が多く展示されていたことです。 2016年訪問時の写真のページもご覧ください。